F1は国内外でもファンの多いレースですが、国内だけではなく、国外でも世界選手権などが開催されています。2018年3月オーストラリアで行われるGPの決勝戦がメルボルン市内のサーキットで行われ、天気にも恵まれて白熱したレースになりました。ドライバーたちは、この大会に向けていろいろな準備をします。例えば、メルセデスはマシンのギアボックスやパワーユニットコンポーネントの交換や、予選でコントロールを失って激しいクラッシュをしたことから新しくコントロールエレクトロニクスだったりエネルギーストアを投入してマシンの強化を図って次の決勝戦に臨むのです。ただ。マシンの強化は好き勝手に行えるものではなく、各シーズンによって配分が決まっていて、配分の範囲を超えてしまうとペナルティが課せられてしまうので注意が必要です。
出場ドライバーやマシンのことについて事前に知っておく
サーキットで観ているだけでも、楽しいですがドライバーの経歴やマシンについて知っておくとより深くF1を楽しむことができるでしょう。インターネットでF1を取り上げているサイトをチェックすれば、オーストラリアで開催されるGPについてのレーススケジュールやドライバーのプロフィールや経歴などがチェックできます。オーストラリアだけではなく、国内外全てのレーススケジュールが把握できるので分かりやすいです。またF1にはメルセデスやフェラーリ、マクラーレンといったF1を全く知らない人でも一度は聞いたことがあるような自動車メーカーが運営するチームがあり、2018年は全10チームが参加します。チームの参加ドライバーの写真も掲載されているので、初めてF1を観戦する人でどのチームを応援したらいいか分からないという人は自分の知っている自動車メーカーや、写真を見て気に入った選手を応援してみるというのもいいでしょう。
F1レースをより楽しみために知っておくと良いポイントとは
F1はオーストラリアで行われるGPだけではなく他のどのレースでもそうですが、最初の見どころはスタート地点です。予選順位に沿って2列にクルマが並ぶのですが、スタート地点はドライバーも観客側も一番緊張感が高まる時で、スタートしてから1コーナーに向けて一気に加速していく場面は興奮します。走行中は『オーバーテイク』と呼ばれる追い抜きや、横並びで走行する2台のクルマのタイヤとタイヤが接触する『ホイール・トゥ・ホイール』といったバトルが展開されるところも見どころです。また、『ピットストップ』というタイヤの性能が低下する前にタイヤを交換することによって勝率を上げることのできる戦略があります。ドライバーがレースに参加する前にタイヤの摩耗状況を見て、ピットストップのタイミングを見極めることも重要になってくるのです。